今、神奈川県で震度4以上の地震速報が発表されたら？

社会・組織

2023.06.01

こんにちは！

いかがおすごしでしょうか？

もし今、神奈川県で震度4以上の地震速報が発表されたらどんな行動をしたらいいのでしょう？

近頃は大小様々な地震が全国各地で起きています。関東もそのうち大地震が起きるのではと予想されていますが、実際に起きた時にどのような行動をしたらいいのか、神奈川県での場合を想定して考えてみました。

Contents

1．はじめに

まずは、今現在、神奈川県で大きい地震速報が出る可能性というのはどれくらいあるのでしょうか？
大抵、地震というと、大地震が起きた直後は同じところで発生しないイメージがありますよね。
では、神奈川を含む関東で大地震が起きたのはいつかというと、もう100年以上も前の関東大震災なんです！

ということは、大震災からかなりの年数が経っているので、いつ起きてもおかしくないような気もします。

さらに神奈川県の場合、いくつものプレートが交錯する地域に位置しています。地震のおきるメカニズムは簡単にいうとプレートの移動によるズレです。そして神奈川県では約30本もの活断層が確認されているんです！ということは、その分、ズレによる揺れも起きやすいのです。

地震調査研究推進本部ホームページによると、南関東地域のマグニチュード７クラスの地震が30年間で起きる確率は70％と言われています！しかも横浜・川崎を中心に震度6強になる可能性があるのです。

つまり、いつ震度強の地震速報が出てもおかしくないということです。

横浜や川崎といえば神奈川県の中心部で、色々な建築物が建つ中心部です。人口も多く、もし震度強の地震速報が出た際には適切な行動が必要不可欠です。

では、もし今現在、神奈川県で震度強の地震速報が出た際はどうしたらいいのでしょうか。

今、神奈川県で震度強の地震速報が出された際、屋内にいたらどうしたらいいのか、ご紹介します。

まずは地震速報が出たらテーブルの下に避難したり、安全な場所に避難するようにしてください。震源地によりますが、地震速報が出てから避難所などに移動する時間はなく、すぐに揺れがきます。そのため、まずは身の安全を守りましょう。

揺れている最中は下手に移動せずに、落下物や転倒物のないところに隠れてください。くれぐれも無理に移動しようとして、怪我などをしないように気をつけてください。

揺れがおさまってからは、火の元を確認してください。さらに地震が続くと、建物なども歪んで扉や窓が開かなくなってしまうことがあります。そのため、身近なドアや窓を開けて出口の確保をしましょう。

ただ、揺れがおさまったからといって慌てて外に出たりしないようにしてください。割れ物などがあって怪我をしたり、何かが落下してくる可能性もあります。そのため、周辺に注意しながら外に避難する、もしくは屋内で待機するようにしてください。

次に、今、神奈川県で震度強の地震速報が出た際に屋外にいたらどうすればいいのでしょう。

神奈川といえば、みなとみらいや中華街、赤レンガ倉庫などの観光スポットもあり、人口が密集しやすいエリアもあります。そんなところで震度強の地震が起きれば、大勢の人がパニックに陥る際もあります。

そのような時は、慌てずに落ち着いた行動が必要です。具体的にどうすればいいのかというと、まず揺れている最中はカバンや上着で頭を保護して、落下物から守るようにしてください。さらにブロック塀や電柱などの倒れやすいものには近づかないようにしてください。

そして車を運転中の場合は急ブレーキをかけずに左側に寄せてからゆっくりと停車し、ラジオなどで情報収集してください。

万が一の場合はエンジンを切って、鍵をつけたまま避難するようにしてください。さらに海や川の近くにいた場合は、高台などに向けて離れるようにしてください。といったことがいえるでしょう。

今、神奈川県で震度強の地震速報が出る可能性や、出た際の行動についてまとめました。

神奈川を含む関東では大地震が発生する可能性があり、万が一の時に備えておくのはもちろん、もしもの時には落ち着いた行動が必要です。

屋内・屋外など、地震が発生した際にどこにいるか、どのような状況下によって対応の仕方が変わるので、万が一のことを考え、対応方法を覚えておくといいでしょう。