地震保険は必要か?マンションの場合を解説

社会・組織

こんにちは!

みんさん如何おすごしでしょうか。

地震保険は必要か?そんなことを考えている方はいませんでしょうか。

とくにマンションの場合を考えてみると、「マンションは防火や防災にしかっり対応して作られているから大丈夫だろう」とか「避難梯子も設置されているから心配ない」と結構軽く?考えてはいませんか。

多くの方が無意識的に加入しているであろう住居の保険と言えば火災保険。賃貸の場合必ずと言っていいほど大家さんに契約を進められ、契約内容をしっかり確認したという方は少ないのではないでしょうか。

火災保険は家財の損害を補償してくれる優秀なものですが、実は殆どの場合、地震・津波が原因の火災は補償対象外となっています。

そんな地震・津波が原因の家財の損害を補償してくれ、火災保険の穴を埋めてくれるのが『地震保険』。今回は地震保険は必要か、また地震保険とはどんなものなのかをマンションの場合を例に解説していきます。

スポンサーリンク

1.はじめに

『地震保険って、必要?』(マンションに住んでいる場合)と悩んでいる人は結構多いのではないでしょうか。

誰もが契約する(又は強制的にさせられる)火災保険と違って、地震保険は任意のものです。持ち家ならいざ知らず、マンションなどの賃貸であれば保険の内容はあまり気にしない、という人もいるかもしれません。

実際、地震保険が『必要になるシチュエーション』は少ないのではないでしょうか。

考えてみましょう。地震保険は地震から家財を守ってくれる訳ですが、人生の中で自分の住居が地震に遭うことがどれだけあるでしょうか?一生地震に遭わないという方も多いでしょう。つまり、多くの方にとって地震保険は不要なもの、いわゆる『掛け損』とも言える訳です。

では、本当に半強制的に加入することとなる火災保険だけでいいのでしょうか?
実は、地震保険にも数多くのメリットがあります。例えば、マンションにお住まいの方の場合は『地震が原因の火災を補償』、『地震以外の災害による被害も補償』、『生活を建て直す為の資金になる』というメリットがあります。

2.地震保険は、地震時に原因となる対火災用のものと理解してみる

2-1.地震保険は、地震が原因の火災を補償してくれるから必要

火災保険は火災が原因で家具や住居に被害が出た時に保証してくれるものですが、実は多くの場合、地震が原因の火災は補償してくれません。

極稀に『地震火災費用保険金』として支払われる場合もありますが、その金額は通常の補償金の5%程度であることが多く、地震への備えにはほぼなりません。

また、マンションの場合、周りの部屋が原因による火災、つまり延焼による火災の被害が発生する場合も多くあります。

地震発生時、消防はパンク状態になってしまうので対応が遅れることが多く、また沿岸部の場合は津波の恐れがあるので、そもそも消防が動かず住民も避難を優先することになります。

その結果、普段であればさして大きな被害にならない小規模な火災(いわゆる『ボヤ』)であっても、地震発生時にはずっと大きな被害が出てしまうことが多くあります。

2-2.地震保険は、地震以外の災害による被害も補償してくれるから必要

地震保険で補償してくれるのは、実は地震だけではありません。津波が原因の被害も補償してくれ、更に地震と関係のない火山の噴火も補償してくれます。

特に沿岸部にお住まいの場合、津波のリスクは大きなものなので地震保険に加入しておくメリットは大きいでしょう。『地震保険』という名前ではありますが、補償内容は比較的広いものとなっているのです。

 地震保険は、生活を建て直す為の資金になるから必要といいます。地震保険が補償してくれる災害は、火災保険でカバーできないものばかりです。『

地震大国』とも呼ばれる日本では、どこに住んでいたとしても地震に遭うリスクがある程度はあります。地震保険は火災保険ほど補償金額は多くありませんが、地震で甚大な被害に遭った生活を建て直すには十分なものとなっています。

地震保険は住居や家財を守るためにある火災保険とは違い、自身の生活を守る(建て直す)ためにあるものだとも考えられます。

3.おわりに

いかがだったでしょうか。

地震保険は必要とよく聞かれる人もいるでしょうか。しかし、火災保険と違い、任意での加入が多い地震保険。しかしその補償内容は多岐に渡り、万一罹災したときに私たちの生活を守ってくれます。

火災保険はあなたの住居や家財を守ってくれる保険ですが、地震保険はあなたの家族の生活を守ってくれる保険です。特に世帯持ちの方の場合は必ず加入しておきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました