こんにちは！
いかがおすごしでしょうか？
最近はいつどこでどんな地震が起きるかわからないため、もしもの時に備えて家具転倒防止グッズを用意する方が増えています。
しかし、家具転倒防止グッズだからと言ってなんでもいいというわけではないようです。
Contents
1．はじめに
家具転倒防止といっても、選ぶときのポイントがあります。それをよく考えて、選ばなければなりません。
では、実際に地震が来たときに備えて、どんな家具転倒防止グッズを用意しておけばいいのか、みていきましょう。
2．家具転倒防止グッズは本当に地震の際に役立つ？
まず、本当に家具転倒防止グッズは地震の際に役立つのかをみていきましょう。
正直、地震は日本にいればよく発生する自然現象です。そのため、今まではわざわざ家具転倒防止グッズを揃えているという人はいませんでした。
しかし、近年はいつどこで大型の地震が発生するかわかりません。もし震度5以上の大きな揺れが続いた場合、重さのある家具が倒れてしまう可能性だってあるのです。
ただ、倒れるだけならまだいいかもしれませんが、その下敷きになったりすれば大変です。
また、倒れた後の片付けも簡単ではないかもしれません。
そんな時、家具があらかじめ転倒しないようにしておけば安全ですし、後片付けの必要もありません。
そのため、最近は地震など、もしもの時用に家具転倒防止グッズを購入して用意する人が多いのです。
2-1．地震用家具転倒防止グッズの選び方とは？
では、地震用の家具転倒防止グッズはどのように選べばいいのでしょうか。
最近はホームセンターに行ったり、通販サイトを見ると、いろいろな家具転倒防止グッズがありますよね。
正直、何を基準に選べばいいかわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこで、簡単な選び方をご紹介します。
まず注目したいポイントは2つです。
1つ目は耐震強度と耐用年数です。
例えば家具転倒防止グッズとしてよくあるのが「突っ張り棒」です。いろいろな突っ張り棒がありますが、なんでもいいというわけではありません。
やはり、地震の際に本当に役立つのは耐震強度が高いものです。購入するときは耐震強度が6以上のものを選ぶといいでしょう。
耐震強度について記載されていないものは、強度が弱く、もしもの際には転倒してしまう可能性もあります。購入前にきちんとチェックするようにしましょう。
そして同様にチェックが必要なのが耐用年数です。やはり一度設置したら、何度も交換するのは面倒です。だからこそ、ある程度耐用年数が長いものを選ぶと交換の手間が省けます。おすすめは5年以上のものです。
2つ目のポイントは取り付け方法です。
取り付けるなら、やっぱり専門工具を必要としないものの方が取り付けやすいです。
逆に専門工具が必要だったり、取り付け方が難しいものを選ぶと、慣れていなければ設置方法が不十分になり、もしもの時に役に立たない可能性もあります。そのため、自分でしっかりと設置できる方法のものを選ぶといいでしょう。
2-2．具体的にどんな地震用家具転倒防止グッズがある？
では、具体的にどんな地震用家具転倒防止グッズがあるのか、ご紹介します。
突っ張り棒
よく知られているのが天井と家具の間に差し込むグッズです。さまざまな長さのタイプがあるので、ご自宅と天井の長さを測った上で、選ぶといいでしょう。ネジなどの工具は必要なく、天井にも傷をつけることはないので賃貸でも安心です。
転倒防止シート（耐震シート）
薄型テレビや置物などの裏面に貼って、置き場所に接着することで、揺れによる転倒を防止できるグッズです。
ほとんどの場合、カット可能なので家具の大きさに合わせてカットして使えます。
テレビ用転倒防止ベルト
テレビとテレビ台をベルトで繋いで、転倒を防げるグッズです。テレビ画面が大きいと耐震シートだけでは不安に感じる場合があるかもしれません。しかし、ベルトタイプなら、耐震シートよりも安定力があり、しかも壁に傷もつけないので賃貸でも使えます。
他にも家具と床の間に差し込むシートや、タンスなどと壁の間に設置するグッズなどもあります。これも、探して見ると結構いろいろあるので、用途に選んで購入・設置しておくとよいかもしれません。
3．おわりに
最近は地震に備えて家具転倒防止グッズを用意する人が増えていますが、実は防止グッズならなんでもいいというわけではありません。
記載されている耐震強度や年数などを見ないと、万が一の際に役に立たないかもしれませんし、購入しても設置方法が面倒だとしっかりと取り付けられない可能性もあります。
そのため、これから購入を検討するという方は選び方のポイントを考慮しつつ、ご自宅の家具に最適なものを選ぶといいでしょう。
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