富士山周辺で地震速報が出たら?万が一の際に必要なのは?

社会・組織

こんにちは!

いかがおすごしでしょうか?

富士山というと日本を代表する山ですが、もし周辺で大きな地震速報が出た際にはどんなことが起こり得るのでしょうか?噴火する可能性はあるのでしょうか?そして、もし、噴火した場合はどのような備えが必要なのでしょう。

そこで、富士山周辺で地震速報が出た際の噴火の可能性や、万が一の際に必要なものを調べてみました。

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1.はじめに

では、富士山周辺で地震速報が出た際に気にしなければいけないことはなんでしょう?やっぱり気になるのは富士山が噴火しないかどうかではないでしょうか?

今でこそ、静かでどっしりと存在感のある山ですが、全く噴火しないというわけでありません。というのも、富士山は現在も活火山なんです。最後に噴火したのは300年前の「宝永噴火」でした。

時代としては江戸時代、当時は大変なことになったようです。

でも、300年間も噴火していないとなると、活動は収まっているのではないかと思いますよね。実はそうではありません。逆に300年間も噴火していないので、その分のエネルギーを蓄積している可能性だってあるのです。

多くの専門家も「富士山の噴火リスクは無くなったわけではなく、いつ噴火してもおかしくない」とまでいっています。

ということは、富士山周辺で巨大地震の地震速報が発生すれば、噴火する可能性があるということですよね。

では、もし噴火なんてことが起きた際にどのようなことが起こり得るのか、ご紹介します。

2.富士山周辺で地震速報が出たら噴火する?気を付けることは?

2-1.富士山周辺で地震速報が出た際に起こり得るのは?

富士山周辺で大型の地震速報が出た際に起こり得るのは噴火です。富士山周辺で直下型地震が起きれば、今は静かになっている富士山の活動も活発化する可能性があります。

そして、もし噴火なんてことになれば、どんなことが起こり得るのでしょう?

噴火というと、「噴石」や「泥流」と呼ばれる土砂被害をイメージします。確かに周辺ではそういった被害が起きる可能性はあります。

さらに甚大な被害をもたらすと考えられるのが火山灰です。噴火すると、火山灰は遠方まで届苦可能性があります。
実は江戸時代も宝永噴火の際に、火山灰が遠く離れた江戸まで届いたという記録があります。

そして、この火山灰が我々の生活に大きな影響を与えます。火山灰が降れば電線に降り積り、その影響で停電する可能性があります。

停電すれば、電車はストップし、交通網は遮断されるため、かなりの混乱に陥るでしょう。しかも電車だけでなく、車での移動も困難となります。というのも、降り続く火山灰による視界不良、そして道路も火山灰が積もり、移動が困難になります。そして、停電になれば信号もストップします。
そのため、移動できる手段がなくなり、火山灰が降り続くエリアは交通網が完全にストップする可能性があるのです。

ということは、そのエリアにいる場合は避難が遅れ、停電が長期間続く可能性があります。
そのため、もしもの際の備えが必要なのです。

ちなみに富士山の火山灰は噴火後3時間で関東に到着すると言われています。つまり関東圏の交通網や電気がストップすると考えてもいいでしょう。

2-2.富士山周辺で地震速報が出た際に用意するべきなのは?

では、富士山周辺で地震速報が出た際に用意するべきなのはなんでしょう?噴火した際に考えうるのは、交通網遮断と停電です。そのため、電気がなくても数日間は耐えられる照明や非常食が必要です。

さらに、火山灰というのは吸い込めば呼吸器官に影響を及ぼすこともあり、元々気管支に持病を持っている方にとってはかなりの悪影響になります。そして火山灰は表面がギザギザになっているため、目や皮膚に付着して傷つける可能性もあります。

そのため、外に出る際にはマスクやゴーグルなどをつけるようにした方がいいでしょう。

このようなことから富士山周辺での地震速報に備えるなら、地震の際の備えにプラスして火山灰対策のマスクやゴーグルも用意しておくといいでしょう。

3.おわりに

富士山周辺で大きな地震速報が発生した際に起こり得ることや、もしもの際に必要なものについてまとめました。

富士山周辺で地震速報が出た際は富士山の噴火が起こる可能性もあります。その際には火山灰の影響が広範囲に広がり、停電により交通網が遮断される可能性があります。

そのため、最低限の非常食や飲料水、さらに火山灰対策としてマスクやゴーグルを用意して置くことをおすすめします。

 

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