今日発令された京都市内の緊急速報を知るには?

社会・組織

こんにちは!

いかがおすごしでしょうか?

例えば、今日、京都市内で緊急速報が発生した場合、どこで確認ができるのでしょうか?

災害はいつどこで発生するか分かりません。しかし京都は日本を代表する観光都市、そのため毎日世界各国から多くの観光客が訪れています。そんな京都でも、いつ地震が発生するかわかりません。

もし、京都観光中に緊急速報が発令された場合、詳しい情報はどこから知ることができるのでしょう。また、地元住民にとっても自宅周辺の情報を正確に知って置くことは身を守るために必要です。

そこで今日発令された京都市内の緊急速報を知る方法、さらに、もしもの際に慌てなくてもいいような備えや行動について、ご紹介します。

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1.はじめに

まず、今日、京都市内で発令された緊急速報を確認する方法はあるのでしょうか。

実はあります。それは「京都市防災ポータルサイト」です。京都市ホームページの「京都市情報館」サイトトップの防災情報(あるいは緊急情報)というカテゴリーから専用サイトに繋がります。

京都市防災ポータルサイト」内には、ハザードマップや気象情報、さらに列車等運行情報もあります。
つまり、緊急速報はもちろん、もしもの際に列車の運行状況を確認し、安全に帰宅できるのか確認もできます。

京都市在住の方や京都観光中の方は「京都市防災ポータルサイト」という情報サイトをおさえておくといいでしょう。

2.今日、京都市内で発令された緊急速報を確認するには?

2-1.今日、京都市内で緊急速報が発生したら?

それでは、もし今日、京都市内で緊急速報が発生したらどうしたらいいのでしょう?

京都といえば関西です。関西は南海トラフ地震が発生した際に大きな影響があると考えられています。地震が発生する際は最初、小さな揺れが発生してから大きな揺れが到達する可能性があります。

そして南海トラフ地震が発生した際は地震発生から20秒後に小さな揺れが到達し、その20秒後には大きな揺れが到達すると考えられています。

そして、その際には小さな揺れが到達する頃に緊急速報が発令されるようです。つまり、もしもの際には避難する時間などほとんどないということです。

では、そんな緊急速報が今日、京都市内で発令されたらどうしたらいいのでしょう。

状況にもよりますが、避難出口の確保のために、出入り口のドアを開けましょう。ドアが歪むと屋外への避難が困難、下手をすると避難出来ない場合が想定されます。ドアを開け、避難出口の確保ができたら、すぐに、まずはテーブルの下に隠れるなど、頭を守ることです。

身を隠せるようなテーブルがない場合は布団の中やベッドの下でもいいでしょう。とりあえず、落下物や転倒物からなるべく身を守るように心がけてください。

そして地震の際に恐ろしいのは揺れだけでなく、その後の二次被害です。特に火事には気をつけなければいけません。「地震だ。だから、すぐ火を消して!」などとはよく聞く表現ですね。

特に、料理などで揚げ物をするなど、油を使っている場合は、すぐに火を消しましょう。また、焼き魚の油、肉などの油なども溜まってきて火が燃え移ると燃えます。火事の原因になる場合もあります。グリルなどの油が溜まる場所は普段から定期的に掃除をするなど油が溜まらない状態にしておきましょう。

この「地震だ。だから、すぐ火を消して!」は、大正時代の「関東大震災」の教訓と慣習からきているともいわれているようです。そして、その呼びかけは今でもあります。但し、これは当時の建築技術で作られた木造家が多かった時代の話です。

今は、防火構造、耐震構造がしっかりしている建築物も多く、木造であっても、現代では防火構造が備わっている建材製品も使用されている場合もあります。その当時の状況が、流れとして残っていた昔と比較して、現代においては、必ずしも、地震だからすぐ火を消す必要は浅薄になってきていると思われます。

しかし、あくまで「昔と比較して」の話であり、木造(木製)そのものが燃えないというわけではありません。例えば、現代の防火構造建材は、細かくいえば「燃えない」のではなく、「燃えにくい」構造になっていると理解してもらえればよいかもしれません。消せるのであれば、すぐに使用している火を消しましょう。

そこで、注意点があります。場所や地域によっては今でも木造建築が密集している例があります。現代においては、防火構造の木造建材が使用されてきているとはいっても、それは、全体の普及率の話であり、個別ではなかなか見分けがつかない場合が多いでしょう。

特に京都市内は古い木造建築も多く、防火能力も古い建材のそれと、隣の建築物と密接している場合もあるでしょう。そのような状況・場所では、すぐに使用中の火を消したほうがよいでしょう。しかし、無理をせず、揺れがおさまったら、すぐに調理中の火を消し、暖房などを切るようにしてください。

さらに窓やドアを開けて出口を確保し、揺れが収まり次第、避難できるようにしてください。ただ、慌てて外に出ようとすると落下物などで怪我をする可能性もあるため、なるべく冷静に落ち着いて行動するようにしましょう。

2-2.緊急速報が今日、京都で発令されても慌てないために…

続いて、緊急速報が今日、京都で発令されても慌てないためにはどうしたらいいのでしょう。

まずは日頃からの備えは重要です。備えておいた方がいい物が、非常食や飲料水、簡易トイレなどを入れた防災バッグです。もしもの際は、停電や断水などが生じる可能性もあります。そのようなことを想定して、自宅にある程度の備えを用意して、もしもの際にはすぐに持ち出せるようにしておくといいでしょう。

また、緊急時には正しい情報の確保も重要です。間違った情報を元に行動すると、かえって危険な目に遭う可能性もあるからです。そんな時に便利なのが、最初の方でも解説してある「京都市防災ポータルサイト」です。

鉄道などの運行状況を確認できると共に、停電などで帰宅困難になった際に便利な「京都市帰宅支援サイト」があります。駅などの混雑を避けるために「緊急避難広場」という一時避難場所を案内したり、鉄道の運行が長期にわたって停止した際には一時滞在施設を案内してくれる仕組みになっています。

そのため、もしもの時のために防災バッグを用意しておくとともに、万が一の際には「京都市防災ポータルサイト」を活用することをお勧めします。

また、関連のサイトとして参考までに説明しておくと、帰宅の際の支援サイトの日本全国全体マップ版ともいえるサイトには、「帰宅支援ポータルサイト」(トップページのタイトルは「帰宅困難者NAVI」と明記されています)といったものがあります。

出発地と目的地を設定して入力し、検索ボタンを押すと、徒歩帰宅ルートは元より、帰宅支援ステーション等を確認することができます。

3.おわりに

例えば、今日発令された京都市内の緊急速報を知る方法や、もしもの際に慌てなくてもいいような備えや行動についてまとめました。

京都市内の緊急速報は京都市専用のサイト「京都市防災ポータルサイト」で確認できます。さらにもしもの際は鉄道の運行状況や、帰宅困難者に向けた帰宅困難支援サイトもあるので、京都在住の方や京都観光をこれからするという方はチェックしておくといいでしょう。

 

 

 

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