パワースポット、神社での参拝方法で玉串について語る!

文化・芸術

こんにちは!

今回はいわゆるパワースポットつまり神社での玉串(たまぐし)の供えの仕方を解説したいと思います。

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1.はじめに

そもそも神社での玉串とは何でしょうか。玉串とは、神社に鎮座される神に畏敬を込めて願い奉る思いを形に表したものと言ってよいでしょう。

2.神社での依代

2-1.神社の玉串

神社の本をよく見る方は、読んだ方もおられるかもしれませんが、神道では神籬(ひもろぎ)といって神の霊が宿る依代となるもの、これを重視する傾向があります。玉串もそれの一種と言ってよいでしょう。

玉串は、「玉(たま)」に「串(くし)」と書いて玉串(たまぐし)と呼びますが、霊魂の依代の意味合いを込めて玉串という言い方することは間違いではありません。

2-2.神社での具体的な依代

つまり、意味合いとしてそういう意味合いもあるということになります。国学者である本居宣長や平田篤胤なども神社の玉串について言及しているようです。

玉串を祀ることを玉串奉奠(たまぐしほうてん)と言いますが先ほどの依代のコメントと関係があり、榊や樫の木の枝、杉の木の枝、また樅の木の枝などに紙垂(しで)を取り付けてお供えする宗教的行為がそれに当たります。

3.神社での依代の材質

3-1.神社と依代の木々

先ほど、パワースポットや神社で榊、樫、杉や樅を、神棚など神前にお供えする植物の具体例として挙げましたが、つまりは榊に代表されるような「常緑樹」というのが定番になっているようです。それは生命力の象徴と共にまっすぐな心で神に向き合う、神を奉る心を表してると言えます。

それでは玉串奉奠の具体的な作法について、以下に説明したいと思います。これらの動作は各、作法を解説しておられる関連サイトに載っているのでそちらを参考にしても良いかもしれません。

3-2.神社での玉串を奉げる作法①

神社での玉串を奉げる方法を大まかに説明をしますと以下の通りになります。

第1に玉串を一番初めに持つ手は、右手で本体を持ち左手で中央を持ちます。この際左手は下から持つようにします。

第2に玉串を奉納する机の前に、机を基準にして2、3歩ほど手前に立ち位置を保ちます。一旦止まり軽いお辞儀をします。第3に軽く一歩踏み出し軽いお辞儀をします。

3-3.神社での玉串を奉げる作法②

第4に玉串の根元を右手で持ち、(自分の方から見るの基準にして)左手は玉串の葉の多い方に添えるようにしておきます。第5に玉串の自分の胸に近づけ数秒間、軽く心の中で祈念します。祈念のときは静かに祈念をします。

第6に左手が外側になるようにしながら時計回りに玉串を回し、枝本をご神前に向けて左手を右手に添え直します。

第7に机(神前)の前に一歩歩み出てから、眼前の机の上に両手で玉串を供え置きます。

第8にそのまま向きを変えず軽く一歩下がります。そして、二拝二拍手一拝の形式に則り、祈念します。

4.神社での玉串を捧げるときの拍手とお辞儀と礼法

4-1.神社での儀式中も「拝」と「拍手」を行う

この際、神社において集団で玉串奉奠する場合、代表者を事前に選んでおきます。代表者が玉串奉奠を行なった後その他の方々は代表者の作法に合わせて、二拝二拍手一拝を行います。

第9に更に小さめに一歩後退します。そして、軽いお辞儀をしてから自分の席に戻ります。これが一般的な玉串奉奠の作法となります。

4-2.神社での玉串を捧げる行為は香典のようなもの

色々な説がある様ですが、神社において玉串奉奠は解りやすく言えば、仏教形式の香典にあたるようなものと考えても良いかもしれません。

5.おわりに

通常、神社において玉串奉奠行う時、正式に一礼をしたら玉串奉奠の第一番目の動作に入るのがふさわしいかと思われます。玉串奉奠を行う場合は厳かに静かな態度で行いましょう。前述にあります様に玉串は「玉」の「串」と明記がありますが、その意味合いを特に考慮して「霊」(たま)の「串」と書く場合もあります。

遥か昔の時代には、この玉串を奉げる行為の元になる祀り行為が行なわれていたようです。その際には、関係する祭具に宗教的な曲玉や水晶玉の類、鏡などを付けるということがあったようです。

しかし、現代では義務化されているわけではありません。そのために貴石のような玉を作るといったことは特にありません。玉串を通して運気アップが図れるとよいですね。

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