4月のイベントの行事をいろいろと解説してみました!

文化・芸術

こんにちは!

皆さん如何お過ごしでしょうか。

今回は4月の行事、イベントでどのようなものがあるか集めてみました。

具体的なイベント内容というより、イベントや行事の「由来」について明記したものを明記してみました。

単に行事などに「参加しておわり」というより、その行事の背景を知っておくとよりその行事を楽しめるかと思います。

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1.はじめに

4月に入ると急に気候が暖かくなってくるために、各種やイベントや行事も増えてくるものかと思います。

ここからは本格的な春にと注入するために、体調を整えて先のイベント日程を念頭にスケジュールを予め立てて

置くことをお勧めします。

2.4月のイベントはこんなのがある!行事の各種由来と解説

2-1.あんぱんの日(4月4日)

あんぱんの日…。

「パン、パン、パン 木村屋パンを ごろうじろ
西洋仕込みの 本場もの
焼きたて 出来たて ほくほくの
木村屋パンを 召し上がれ
文明開化の味がして 寿命がのびる 初物 初物」

木村屋の職人である儀四郎は、2人〜5人編成で地域の商品宣伝や請負広告業、つまり主体は宣伝ですが、それをを行う「広目屋」を自分の店舗の宣伝に採用したそうです。そして、それと関連があるコマーシャルソングの歌詞が上記の「パン、パン、パン 木村屋パンを~♪」の部分だそうです。

「あんぱんの日」は記念日として認定されています。
明治天皇に献上された日があんぱんの歴史には有り、4月4日はその日とされています。

あんぱんの起源は木村屋総本店であるという説があります。それが天皇に献上したあんぱんに該当して、さらに天皇に気に入られるようになった経緯があるようです。ここではまだイベントというところまでは行っていないようですが…。

「桜あんぱん」も作成されてきました。
桜の塩漬けがへそ押しされたものがそれです。

さて、あんぱんについては陛下は大変気に入り、皇后陛下のお口にとても合ったとのことです。、
勿論「桜あんぱん」は、天皇も食されました。

そして、この味なら胸を張って陛下に献上できると、関係者に確信が広がりました。
奈良の吉野山から、八重桜の花びら塩漬けを取り寄せて、パン製作工程に組み込まれました。

パン生地は酒風味で甘味に桜の塩漬けがとても合っていたと言われます。
日本を象徴する国花は「桜」といわれます。季節感も表現できる「桜」はうってつけだったようです。

お茶菓子としても、提示できますね。
「引き続き納めてほしい」という両陛下のお言葉を頂戴することができたのは大きな喜びに繋がったでしょう。

また、天皇両陛下が向島にある水戸藩の下屋敷でのお花見をしたようで、上記の「桜あんぱん」は関係が大いにあるそうです。
それから、明治8年(1875)4月4日、あんぱんを明治天皇へ献上することになりました。

ここから4月4日は「あんぱんの日」…、行事というより記念日といった方がよいでしょうか。

そもそも、あんぱんは由来年号が、140年以上さかのぼります。

4月4日は「あんぱんの日」。もう覚えましたね。

2-2.十三参り(4月13日)

数えで13歳に成長した男女子どもが、両親と氏神様やお寺に参拝し、神仏の知恵を授けてもらう行事とされています。4月のイベント、行事の中でもかなり昔からあるものになるでしょう。

もともと関東よりも関西のほうで有名な行事であったらしく、しかし今後関東でも徐々に浸透する可能性はあります。

13歳という年齢は、自分が生まれた年の干支が巡って戻ってくる年です。
だから、最初の厄年と古来から認識されています。

その歳の女の子はとくに、体が大人へと変わる時期なので、
体調変化も大きいため、厄年と昔から認識されていました。

そこで、参拝する習慣がその年齢に出来たそうです。
お子さま本人の好きな(または「思い」を込めた)漢字を一文字半紙に書いて奉納するものです。

そして、お守りとお供え物を貰い帰宅するそうです。
親子で一緒にお参りすることもよくあるようです。

しかし、不安定になる時期でもあるので、やや気を付ける必要はあるようです。
この年齢が、小学生から中学生になる時期というのは前述した通りです。

本当に七五三のような感覚の、節目の大事な行事として認識されてきたようです。
服装は、ワンピースやスーツ、学校の制服で参拝する人が多いようです。

男の子の場合は羽織袴姿が正装となります。
これに対し「帰宅したらすぐに肩上げで縫い上げていた糸をほどく」という行為が必要ですが、

女の子は、本絶ち(大人寸法)の肩上げした着物(晴れ着)をよく着るのでこれと関係があるようです。
中学校入学前の春休みに参拝する方が多いようです。

最近では小学校を卒業してからすぐに考える人もいるようです。
お祓いの期間は該当日の一カ月前後といわれています。

つまり、具体的には、3月13日~5月13日の間に行なわれます。
服装の話をしましたが、近年では、必ず着物(晴れ着)や羽織袴は少ないようです。

また、終了後は橋を渡り終えるまで決して振り返ってはいけないという風習があるようです。
十三参りの盛んな地域にとっては、授受した神仏の知恵がなくならないように、工夫する行為だそうです。

嵐山の法輪寺に参拝する「十三参り」が最も有名です。
関西、取り分け京都では、七五三と共に比較的大規模な行事として扱われています。

2-3.二十四節気 晴明(4月5日)穀雨(4月20日)

ここでは、二十四節気を解説します。

特に、二十四節気の中でも、晴明(せいめい)と穀雨(こくう)について述べます。

農業者は、種まきなどに最適な時なので、農作業の目安とされています。
この時の春の雨は、穀物をよく潤すといわれています。

さて、二十四節気の晴明(せいめい)については4月5日ごろとされています。
春先の、生き生きとした空気を「清浄明潔」という熟語で言い表し、そこから清明と表記されたのでしょう。

そして、二十四節気のは4月20日ごろとされています。
この時期は、穀物のみでなく万物がすがすがしく彩ります。

カレンダーや手帳にも、明記されている場合がありますね。

場合により、見えにくい印字のときもありますが、小さく書かれている場合が多いですね。
二十四節気は生活と自然界をつなぐ印という解釈も成り立つでしょう。

以下に、各月の節季を明記しました。

1月 小寒(しょうかん)/大寒(大寒)
2月 立春(りっしゅん)/雨水(うすい)
3月 啓蟄(けいちつ)/春分(春分)
4月 晴明(せいめい)/穀雨(こくう)
5月 立夏(りっか)/小満(しょうまん)
6月 芒種(ぼうしゅ)/夏至(げし)
7月 小暑(しょうしょ)/大暑(たいしょ)
8月 立秋(りっしゅう)/処暑(しょしょ)
9月 白露(はくろ)/秋分(しゅうぶん)
10月 寒露(かんろ)/霜降(そうこう)
11月 立冬(りっとう)/小雪(しょうせつ)
12月 大雪(たいせつ)/冬至(とうじ)

詳しくは4月には、「清明(せいめい)」と、「穀雨(こくう)」の2つがあります。
農村ではこの二十四節気をものさしとして種植えや収穫などのまさにその時代その時のイベントを遂行してきたといっても過言でないでしょう。

「春分」「秋分」など季節を表す言葉の内、「春分」方面に近い、時期ですが、
先の、種植えや収穫など大事なポイントと重なるからこそ

地球が太陽をまわる一年を二十四区分した1つに充てたのでしょう。

2-4.吉野山桜まつり・桜ライトアップ<奈良>

3月28日(土)~4月26日(日)がもっとも活気がある時期のようです。
桜そばや桜ご飯など、そんなメニューにもよく使われます。

着物や小物などに加工したりします。それは桜の雰囲気が原因になっているのでしょう。
桜は日本人にとって関係が深い花で、親しまれる花です。

お祝いの席でよく扱われる習慣は今も健在です。
桜漬けにお湯を入れた桜湯はお見合いや婚礼などのお祝い品として出されてきました。

縁起の良い物は沢山ありますが、春はこの桜湯が有名でしょう。
また、お茶に桜を入れても良いかもしれませんね。

「山の神様」は「田の神様」になるといわれます。
それが春の時期で里に降りてくるという伝承もあります。

桜の花が咲いたらその兆候とされます。
夜にはライトアップも行なわれ、イベント、行事としても、昼間とは違った美的空間が演出されます。

桜が開花しはじめ頃から催し物が行われます。
一斉に咲くとピンクの霧が流れるようです。

シロヤマザクラが主人公のようです。
お花見も勿論例年楽しまれています。

山の裾野、山頂に向けて徐々に桜が広がっていく風景は毎年の名物になっています。
すぐに散ってしまうのでなるべく若干早めに行動して、見に行くとよいです。

約200種、計3万本もの桜がそこには存在し、昔から全国的に有名な名所とされます。

2-5.昭和の日(4月29日)

この国の平和と豊かな実りを鑑み、長く続くことを願う人は少なくないでしょう。
八百万の神々たちがいる日本の国として多くの人々から親しまれてきました。

日本の太陽の女神は「天照大御神(あまてらすおおみかみ)様」が有名ですね。
さて、この「昭和の日」はもとは昭和天皇誕生日で、昭和天皇崩御後に制定されています。

また、「国の将来に思いいたす」ことを趣旨に制定されたともいわれます。
日本の暦は、国民の国の歴史や文化とよく関係があります。

なお、昭和の日の前に「みどりの日」になった経緯があり、それは5月4日変更日になっています。
具体的には2007年から昭和の日となりました。

その経緯は、2005年の「国民の祝日に関する法律」の改正を経て、1989年(平成1)より「みどりの日」となりました。
だから、直接「昭和の日」になったわけではありません。

国民の祝日で、4月29日に定められています。「激動の戦乱の日々から、復興を遂げた昭和の時代」を振り返り、
「国の将来に思いをいたす」祝日として今日に至ります。

イベントというより行事に近いでしょうか。

2-6.MLB(メジャーリーグベースボール)公式戦開幕

追加料金でマイナーリーグ試合も視聴可能のようです。
インターネットでは動画配信サービスのMLB.TVでよく配信されます。

日本人選手の所属チームの試合を見れます。
TV放送は現在、NHKのBS1にてオールスターなどを放送しています。

現在は世界各国の選手が目指す一つの海外デビューの登竜門の1つといっても過言でないでしょう。
人種差別の壁を打ち破る切っ掛けは、この米国のベースボールにもあり、ジャッキー・ロビンソン選手らといった黒人有名選手を輩出してきた実績があります。

その後のMLBを知っているなら(むしろ野球を知っているなら)ベーブ・ルース選手の名をしらない人はいないでしょう。
そのような人物とも関係が深いイベントです。

レイ・チャップマンの悲劇は不正ボール横行を止める大きな足掛かりを作りました。
アメリカンリーグの共同事業として、MLBは存在しているといってもよいかもしれません。

正確には1903年に発足のナショナルリーグとも関係します。
そして、米国ベースボールでありながら、世界最高峰のプロ野球リーグとも称されます。

NHL(アイスホッケー)は米国の有名スポーツリーグです。
NFL(アメリカンフットボール)も米国の有名スポーツリーグです。

NBA(バスケットボール)も米国の有名スポーツリーグです。
そのなかのリーグの一つにMLB(メジャーリーグベースボール)も入ります。

アメリカの4大スポーツ行事といってもよいでしょう。

日本人メジャーリーガーはよく応援されています。
最近になると日本人メジャーリーガーも増えて、見る人も増えてきているようです。

ところで、メジャーリーグは、日本のプロ野球よりも少し遅れて開幕するので、知らなかった方はチェックをするとよいでしょう。

2-7.発明の日(4月18日)

特許制度が創作意欲を生み出して発明品は、生活の便利さを促していきます。
発明の日は、専売特許条例(現在の特許法のもとになった条例)が公布された日、
それは、1885年(明治18)年4月18日にちなんで制定されました。

また、特許庁は、1985年(昭和60)年4月18日に、専売特許条例公布100周年を記念し、
歴史的な十大発明家を選定しています。

その他、「発明の日」にちなんで「わくわくフェア」というイベントもあるようです。
この「わくわくフェア」は、「発明の日」を記念して開催されます。

「発明や「モノづくり」の素晴らしさを体験できるイベントとして開催されます。
「発明の日」から近い日曜日に,産業技術記念館で例年開催されています。

なお、初回は1999年(平成11年)に開催されています。
開催者については、主催が特許庁,中部経済産業局であり、共催が日本東海支部,発明協会愛知県支部であり、協力が産業技術記念館となっています。

さて、1885年(明治18)年4月18日に話題を戻すと、現在の特許法のもとの「専売特許条例」を公布した話は既に話をしたと思ますが、それは、初代特許庁長官を務めた高橋是清を筆頭に関係者が直接関与しています。

そこから、日本の特許制度が始まったといっても過言ではないでしょう。
これを記念し、1954年(昭和29)年1月28日に、通商産業省(現経済産業省)は、特許制度や産業財産権制度の普及を目指して、4月18日を「発明の日」とすることを決めたということです。

こちらは、行事というより記念日ですね。

2-8.ゴールデンウィーク

昭和の日、憲法記念日、みどりの日、こどもの日などに被さるゴールデンウィークですね。
そもそもゴールデンウィークにはどんな背景があるのでしょうか。

祝日自体は嬉しいけど、その由来や意味は知らないという方も多いでしょう。
ゴールデンウィークにはいろいろなイベントに赴く方も多いでしょう。

印象の強い「ゴールデンウィーク」にはどのような背景があるのでしょうか。
ゴールデンウィークをもっと楽しむために、ちょっとだけ学んでおきましょう。

最近はDVDやケーブル放送などで映画を自宅で楽しむ人が多いですね。
また、スマートフォンを活用したサービスでも見れますね。

ここで、映画業界で使われていた表現を紹介します。
それは大日本映画製作株式会社(通称は「大映」です。2002で運営終了しています。)が

放送業界用語の「ゴールデンタイム」をヒントにそれを日本語化して「黄金週間」と決め、
それがもとになって「ゴールデンウィーク」が生まれたと言われます。

4月末~5月初めの連休辺りの1週間は映画館入場者数が増えます。
その時期が「黄金週間」つまり「ゴールデンウィーク」ということで該当語句が生まれたともいわれます。

また、1948年に「国民の祝日に関する法律」が施行されたのも「ゴールデンウィーク」の切っ掛けの1つといってもよいでしょう。
ちなみに、ゴールデンウィーク(Golden Week)は正規の英語表現でなく和製英語となります。

そして、この言葉が生まれたのは、前述までの説明から映画業界からといえるでしょう。
平成元年からは、昭和天皇が植物に詳しく、自然にも大きな好奇心をもっていたので、「みどりの日」が制定されました。

なお、1988年(昭和63年)までは昭和天皇(第124代天皇)の誕生日である4月29日が天皇誕生日であったため、それ以降に、「みどりの日」が4月29日になったとされます。イベント、行事というより記念日といった方がよいでしょう。

そして、平成19年以降は、昭和の戦乱、活発な時代を忘れないように、
「みどりの日」が「昭和の日」と名称が変わりました。勿論両方共、祝日です。

「日本国憲法の施行(1947年5月3日)を記念し、国の成長を期する」ということで祝日である「憲法記念日」が。1948年7月制定されました。具体的な日は5月3日です。

こうして、ゴールデンウィークが現在のような日程の位置づけになっていったということです。

3.おわりに

如何であったでしょうか。

4月になると急に暖かくなってきます。

その後に掛けて、行事やイベントも急に増えるため、体調を整えて

盛りだくさんな行事日程に向けて計画を立ておきましょう。

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