地震速報をみてみよう!今、東京で地震が!?その震度の意味は?

社会・組織

こんにちは!

みなさん、如何お過ごしでしょうか。

今回は地震の話について、考えていこうと思います。

特に、地震の速報と震度の表し方を考えてみようかと思います。

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1.はじめに

地震はいつ来るかわかりません。

おそらく、完璧に予想できる人は現在のところいないといっても決して過言ではありません。だから、私たちは地震が起きた時、「緊急地震速報」を猛スピードで見ますね。

現在の、この地震速報はいろいろな科学技法を駆使して検知した結果を速報として流していますね。

その、仕組みの概略と、そして速報は流れたときよく聞く震度とマグニチュードの解説も簡単に明記しています。参考にしてみて下さい。

2.地震速報は東京でも他の地域でもその計測する元は基本的に同じ

2-1.地震速報を東京で感知、それ以外の場所でも感知。しかし計測方法は?

緊急地震速報のしくみを考えいこうと思いますが、

地震の仕組みは、結構有名なので、それらの解説は他サイト等に譲るとして、
緊急地震速報のしくみをここでは解説していこうと思います。

さて、地震が起きると、震源からはその揺れが波となり地震波が伝わっていきます。多くの地震が少しずつ大きくなる揺れを感じるのは、この伝わる時間差の特徴が関係していますね。

地震波には…、

P波Primaryの略)と
S波Secondaryの略)があります。

それぞれの単語としては、

Primary【形容詞、名詞・可算名詞、語源】
初期の、原始的な、初歩の、主な、基本の

Secondary【形容詞、名詞・可算名詞】
(重要性・順序などが)第2位の、(…に)次いで、派生的な、補助的な

の意味があります。

東京でもその他の場所でも上記の事項は基本的に変わりません。

2-2.地震速報をみて東京でも大阪でも揺れの「伝わりかた」がポイント

ここでP波とS波の説明をします。P波の方がS波より伝わる速度は速いとされています。
そして、後から伝播するのがS波です。
地震の揺れが被害をもたらすのは主にS派の方です。

つまりP波とS波の、地震波の伝わる速度の差を利用して、
先に伝わるP波を検知した段階でS波が伝わってくる前に危険が迫っていることを知らせることが可能になります。

地震は地中深くに埋没している太平洋プレートで出てきた代物といわれています。
また、これまでの解説で終わらず、震源の深い「深発地震」のと共に発せられる「異常震域」というものもあります。

さらに「深発地震」のときは、明瞭にプレート境界側に近づく「異常震域」とも呼ばれる現象がおき、地震の深淵さを提示しているといえるでしょう。

これは、必ずしもではないようですが、震源よりも西側、東側の観点からいうと比較的「東側」に広く分布する傾向があるようです。

2-3.地震速報はやはり「震度」に注目!東京と地方では同じ震度数でも…

震度とは、地震による揺れの大きさを数値で表したもので、震度0から震度7まで10段階あります。地震が起きた時、揺れは場所が異なるとまた状況も変わってきます。揺れ方を表記したものが所謂「震度」といい、よく聞く「マグニチュード」とは区別されます。

震源地に近い場所では揺れは大きく、遠くの場所では揺れは小さくなっていきます。震度という揺れを以下に示してみますと…。

 

震度0  揺れを感じない。
震度1  静かにしている人ならば、揺れをわずかに感じる人がいる。
震度2  静かにしている人ならば多くが、揺れを感じる。
震度3  ほとんど人が揺れを感じる。
震度4  ほとんどの人が驚く。 電灯は大きく揺れる。 置物が倒れることがある。
震度5弱  大半の人が、恐怖を覚え、支えを探すぐらいの揺れ。
震度5強  何かにつかまれないと、歩行は難しい。ブロックが崩れる場合も。
震度6弱  立つのが困難。 無固定家具は移動しはじめる。
震度6強  地面に這いつくばうなどしてなんとか動ける。揺れで飛ばされることも。
震度7  古い木造建物は、倒れるものが多くなる。

 

東京のような都心部があるところであると、建物が倒壊するとまた、山林地区と違う2次被害、3次被害が現れてくるので十分気を付けなければなりませんね。同じ震度数でも周囲の状況が変われば対処も変わってくるでしょう。各々の地理的状況を見てすぐに対処できるよう日頃か注意や必要事項を知っておくことが重要です。

2-4.地震速報の「震度」は「激震」が最高?!実は東京以外の場所で…

また、地震には別の言い方もされます。それが以下の通りの分類に示されたものです。

なお、以下の「Ⅶ激震」は1995(平成7)年の兵庫県南部地震(マグニチュード7.3といわれている阪神淡路大震災の事例)から使用され始めたものといわれています。実は気象庁のある東京ではなく、それ以外場所の地震が基本になっていたのですね。

 

☆0無感覚のものは0無感で震度0になります。

〇微震
Ⅰ微震 Ⅰ微震 震度1

〇弱震
Ⅱ弱震 弱き方 Ⅱ軽震 震度2
Ⅲ弱震 Ⅲ弱震 震度3

〇強震
Ⅳ強震 弱き方 Ⅳ中震 震度4
Ⅴ強震 Ⅴ強震 震度5弱 震度5強

〇烈震
Ⅵ烈震 Ⅵ烈震 震度6弱 震度6強 と Ⅶ激震 震度7

 

震度5弱と強に、震度6弱と強に分かれて分類されていたのですね。

知っていましたか?

2-5.地震速報の「マグニチュード」は東京でもどこでも「震度」と区別する

マグニチュードとは、地震規模を「数値」で表したものです。

そして、マグニチュードの定義は、万国共通となっています。どこの国に行っても原則的に変わらないので、特別な事情が無い限り説明すれば多くは通じるでしょう。

「震度」とはどこがちがうのでしょう。それは「揺れの規模」を「震度」が表すことに対し、「地震エネルギーを表す数値」を「マグニチュード」が表すことといえます。

「震度」の方がより体感的で、「マグニチュード」の方がより計量的といった感じで捉えると分かりやすいでしょう。

マグニチュードが2大きくなると、地震のエネルギーは約1000倍になるといわれています。
基本の「1」を念頭に考えると、マグニチュードが1大きくなれば、地震エネルギーは約32倍になりますから、安易に、「1ぐらいの違いならば、あまり変わらないだろう…」と軽く思っていると怖い目に会うかもしれません。

震度1と震度2ぐらいの違い…などと思っていると大変なことになるかもしれません。

マグニチュードの大きさを以下に示してみますと…

 

マグニチュード1以下… 極めて微小の揺れです。
マグニチュード1~3… 微小の揺れです。
マグニチュード3~5… 小さめの揺れです。
マグニチュード5~7… 中程度の揺れです。
マグニチュード7以上… 大きめの揺れです。
マグニチュード8以上… 巨大な揺れです。

 

例えば、震度3だから、マグニチュード「3」という訳ではありません。この点はちょっとややこしいのでよく理解するように確認しておくことをお勧めします。

3.おわりに

如何だったでしょうか。

地震は怖い。確かにそれはそうです。

しかし、それは地震の実態があまりはっきりわかっていないからではないでしょうか。現在でも「地震の予測」を行っていくということは、容易な事ではないようです。

しかし、今回見てきたように、少しでもわかってきていることや、まとめられてきていることを簡略的ではありますが知っているだけでも、心持ちや、その後の対処の仕方が違ってくると思われます。

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