こんにちは!
みんさん、いかがお過ごしでしょうか。
今回は、地震の話題を扱いますが、内容は関西、大阪方面の出来事です。
2018年6月18日、緊急地震速報が発表され、その直後に大阪府北部で最大震度6弱の地震が観測されました。この記事では、地震の被害の大きさや当時のツイッターの反応などを中心にまとめました。
Contents
1.はじめに
【見出し1】緊急地震速報とは?
緊急地震速報とは、「地震の発生直後に、各地での強い揺れの到達時刻や震度を予想し、可能な限り素早く知らせる情報」のことです(気象庁|緊急地震速報|緊急地震速報とは (jma.go.jp)参照)。
地震が発生すると「地震波」と呼ばれる波動が地面を伝わってきます。震源近くの地震計が地震波をキャッチし、それをもとに気象庁が震源や予想される震度などを自動計算することで、緊急地震速報が発令される仕組みです。強い揺れが起こる前に、テレビやラジオ、スマホなどで警報音が鳴り、揺れに備えることができます(「ピロンピロン!」というあの音です)。
2.緊急地震速報と関西大阪での関係はツイッターでも見て取れた
2-1.大阪府北部地震の緊急時の概要と被害は地震速報やツイッターで
直近で大阪に緊急地震速報が出たのは、2018年6月18日です。マグニチュードは6.1で、大阪市北区、高槻市、枚方市、茨木市、箕面市で最大震度6弱を観測したほか、
大阪市都島区、東淀川区、旭区、淀川区、豊中市、吹田市、寝屋川市、摂津市、交野市、島本町で震度5強を観測しました。このほか、京都府でも京都市中京区や伏見区などで震度5強を観測するなど、広い範囲で大きな揺れが起こりました。
この地震で、大阪府で6人の方が亡くなり、400人の方が負傷しました。400人のうち、328人が大阪府で負傷するなど、大阪での被害が最も大きくなりました。
なお、大阪府以外で亡くなった方はいませんでした。住宅の被害は、全壊が21棟、半壊が483棟、一部破損が61,266棟にのぼりました(平成30年 災害情報一覧 | 総務省消防庁 (fdma.go.jp)参照)。
この地震では、高槻市で、当時9歳の女の子が、登校中にブロック塀の崩落に巻き込まれ亡くなるという痛ましい事故が起きてしまいました。
この事故を受けて、国土交通省は、塀の安全点検のためのチェックリストを作成し、各都道府県に通知しました(建築:ブロック塀等の安全対策について – 国土交通省 (mlit.go.jp)参照)。
2-2.大阪府北部地震が発生したときのツイッターの反応!
それでは、大阪府北部地震が発生したときツイッターの反応はどうだったか列挙してみます。
先ず、
洗面所や浴室にいて、顔を洗ったりしていて、それで地震に遭遇したなどの例があるようです。
顔を洗っているならまだしも、入浴中などは困りますね。
用心しておかなければなりません。
また、昼食をなど、食事をしているときに、突然の揺れに驚嘆した例もあるようです。
次に、
アパートやマンションに住んでいて、遭遇して、外に出たら、周囲の壁などが変形したり、壊れていたりしたなどの例があるようです。
コンクリート素材でしょうか、真っ二つに裂けていた例もあり、怖い状態もあったようです。特にマンションなどは何階建てにもなっている状況であるので、見た目が一部崩れていても、特定の階のみが壊れているだけではなく、他の階も壊れている場合も否定できなので、用心が必要です。
次に、
大きい揺れがいきなり来たときは結構多くの方が経験があるかと思われますが、揺れが終わった後も、まだ揺れている感覚があるという例です。
例えば、震度6ってかなり大きいですよね。本揺れも終わったのにまだ揺れているのは恐怖心が収まりませんね。
次に、
地震で棚が倒れて、食器などが飛び出し、割れて破片が飛び散った例です。
食器類、戸棚類は、壊れて破片が飛び散ったり、倒れてくるのが一番怖い状況の1つです。戸棚は専用の固定器具が販売されているようなので、そういう代物で正しく固定しておくことがよいと思われます。
次に、
地震は、家にいるときに来るとは限りません。屋外にいるときはいるときで、地震に遭遇する方は勿論いるし、また地震の対処の仕方も変わるでしょう。
大きな地震の後には余震がくる場合もあるようです。自宅に戻って地震のせいで部屋が散らかっているのを見るのは地震の大きさを思い知らされる場面のひとつですね。
次に、
動物の例です。ペットを飼われている方もいると思います。勿論、地震時には人間の命のことを優先して、行動するのが大事という意見は最重視されると思われます。しかし、ペットも大事な家族の一員という考えも確かにありますね。動物の様子や行動も気になる事の1つでしょう。
動物も地震がくるとすぐに反応しますね。特に動物の種類によっては大きな地震の前には騒がしくなったり、群れで突然移動したりする場合もあるらしいですが。ペットなどで揺れなどに慣れきってしまっている動物の場合は、多少の揺れがきても動じないときもあるようです。
なお、地震発生後には、ツイッター上で、外国人差別を助長するような投稿が相次ぎ、法務省人権擁護局が「災害発生時には、インターネット上に、差別や偏見をあおる意図で虚偽の情報が投稿されている可能性もあり得ます」と注意を促すツイートをする事態にもなりました(外国人差別、投稿相次ぐ 大阪北部地震:朝日新聞デジタル (asahi.com)参照)。
法務省人権擁護局からのTwitterには
・発生した当該地震で被災された方々及びその関係者の方々へのお見舞いの言葉
・災害時に、インターネット上に,煽動の意図で虚偽の情報が投稿される可能性の説明
・その真偽を確認してから落ち着いて行動することの大切さの呼びかけ
などが、明示されているようです。
こうした災害時などは、さまざまな情報が飛び交ったり、偏見や誤解も増す傾向は否定できません。勿論、緊急時だからこそ結束し合う場面も見らることは確かにいえることでしょう。しかし、同時に人々の動揺も増すのも緊急時ならではの傾向ともいえます。
先ずは、落ち着いて確かな情報に気持ちを傾け、最善の行動をとるようにすることが肝要です。また、地震時には火災をはじめ、2次被害、3次被害に広がるのは十二分に予想され得ることです。日本は地震が沢山あるから少ない国よりは対処法が心得られていると甘くとえるのは極めて危険といえるでしょう。
普段から正しい(緊急時)訓練を積んでおくと対処もし易くなるといわれているようです。
平常時とは違う状況であることを認識し、落ち着た的確な行動が求められるでしょう。
3.おわりに
みなさん、いかがでしたでしょうか。
災害時には、外国人差別を助長する内容をはじめ、ネット上でデマの情報が広がることがよくあります。特にリツイートする際などには、信頼できる情報なのか慎重に判断しましょう。
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