こんにちは!
みなさん、如何お過ごしでしょうか。
ハザードステーションという単語を聞いたことのある方は、どれくらいいらっしゃるでしょうか?
今回は、その道のプロフェッショナルしか知らないであろうサイト、『地震ハザードステーション』についてご説明します。
Contents
1.はじめに
地震大国の日本では、これまで何度も地震による大きな被害を受けてきました。
ネットが普及した今、様々な地震対策サイトがつくられています。
その中でも『地震ハザードステーション』は公的機関が作って管理している、かなり信頼できる地震情報サイトです。
地震に関するデータを惜しげなく大量に公開しているため、シロウトがちょっと触ってみただけではちょっと良くわかりません。
でも、私たちの地震対策に大いに役立ってくれているんです。
特に建築関連の方には良く知られているのではないでしょうか。
私も地震に関しては素人ですので、今回は初めて聞いたという方、初めて扱う方への入門…のさらに手前の予備知識としてまとめたいと思います。
少しでもお役に立てればうれしいです。
2.地震でハザードステーションを活用しよう!スマホで便利に!
2-1.ハザードステーションってなに?
国の地震調査研究推進本部によって作られた「全国地震同予測地図」、つまり地震の揺れ予測を表した地図ですね、それを国民に公開し、共有するためのシステムがハザードステーションです。
サイト『地震ハザードステーション J-SHIS』は国立研究開発法人 防災科学技術研究所が管理、運営しています。
一流の研究者たちが地震研究のために作り上げてきたデータとその分析方法が、このシステムに詰まっているわけです。
ちなみにJ-SHISは、Japan Seismic Hazard information Stationの略だそうです。
ありがたいことにこのサイトを使えば、どんな人でも無料で日本最新鋭の情報、分析結果を利用することができます。
2-2.ハザードステーションは何ができるの?
不動産業界、建築業界では、その土地に必要な地震対策をするために、ハザードステーションを利用しています。
家を建てたい地域の表面地盤をチェックしているのですね。
また、よくニュースサイトで見かける、地震が起こりやすい地域ごとに色分けされている日本地図、あれも利用例のひとつです。
地震への対策をみんなに広めたいときに、わかりやすく、かつ強力な印象を与えることができていますね。
それから、サイトで使える『地震ハザードカルテ』は、知りたい地域の情報が簡単にカルテとしてまとめられます。
これこそ自身のもつ情報や商売と合わせるアイディア次第で、さまざまな使い方がありそうです。
2-3.ハザードステーションはスマホでも見られる?
さて、自身ハザードステーションの使い方ですが、PCだけでなくスマホでも利用できます。
スマートフォン用アプリ『J-SHIS』をダウンロードすれば、無料ですぐに使えます。
企業サイトと違って営業をする必要がありませんから、起動後によくあるログイン画面や規約説明などはなく、即マップ画面が開きます。
企業がつくるアプリのように、「何をすればいいか誘導してくれる」わかりやすいつくりとは言えません。
なんでもできるようにつくられた、いわば懐の深いつくりなので、やれることが多すぎて使用難易度が高くなっています。
使い方はいたってシンプルです。
見たいものが決まってさえいれば、迷うことなく高品質な情報が得られます。
3.おわりに
みなさん、如何だったでしょうか。
地震ハザードステーションは、普通に暮らしていたらお目にかかれないような、それこそ国家プロジェクトのデータを閲覧できる、素晴らしいものです。
使い方のアイディア次第では、だれも見たことのない黄金が眠っているかもしれませんよ?
ぜひさわってみてください。
出典:J-SHIS https://www.j-shis.bosai.go.jp/
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