地震雲画像の今日の愛知の様子は?地震雲の特徴を紹介

社会・組織

こんにちは!

みなさん、如何お過ごしでしょうか。

大きな地震の前兆として現れるとされる地震雲。地殻が変動するときに発生する電磁波によって形成されると言われています。
この記事では、愛知県での地震雲の画像について紹介します。

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1.はじめに

地震雲画像今日の愛知の様子は?

…昨今(2021年6月ごろ)に関しては、天気は全国的に晴天。愛知県における地震雲に関する情報は特にありませんでした。そこで、これまでに愛知県で観測された地震雲の画像に関する内容を考察していきます。
しかし、画像そのものは今回は貼付せず、例を挙げ、それについて語っていきたいと思います。

2.地震雲画像について今日の愛知の状況を考えてみる

2-1.地震雲の今日の参考になる内容で「帯状型」(おびじょうがた)とは?

以下は某ツイッターからの転載参考内容です。

例その1:2021年2月ごろの投稿です。
細長い雲が縦方向に一直線に伸びているのが確認できる内容となったものです。画像の中では、他に雲は見当たりません。これは帯状形(おびじょうがた)地震雲の可能性があります。

帯状型地震雲は、雲が長いほど地震の発生が近く、雲の幅が太く、色が濃いほど大きな地震が起こりやすいとされています。

地震雲のうち7~8割を占める、最もよく見られるタイプです。

2003年9月26日の十勝沖地震(M8.0)や、2004年10月23日の新潟県中越地震(M6.8)、さらには2004年12月26日のスマトラ島沖地震(M9.3)などが発生した際に目撃例がありました(帯状形地震雲 地震雲の解説 – 地震雲掲示板 (kumobbs.com)参照)。

ちなみに、2月22日以降の数日の間に、愛知県付近で地震は観測されていません(過去の地震情報 (日付の新しい順) 8ページ – 日本気象協会 tenki.jp 参照)。

2-2.地震雲の今日の参考になる内容で「波紋形」(はもんがた)とは?

続いての情報内容はこちら。

例その2:2021年の2月ごろに撮影されたものです(ツイッターへの投稿も、その2月ごろ)。例その1とおなじごろですね。

細い線状の雲が、何本も平行に浮かんでいる内容のものです。これは波紋形(はもんがた)地震雲かもしれません。水面を伝う波紋のような形状が特徴で、雲が長く、色が濃いほど大きな地震を引き起こすことが多いと言われています。地震雲の目撃例のうち、1割強を占めるとされています。

これも、新潟県中越地震の際に目撃例がありました(帯状形地震雲 地震雲の解説 – 地震雲掲示板 (kumobbs.com)参照)。

なお、この雲が観測された3日後の2月13日に、福島県でマグニチュード7.3、最大震度6強の大きな地震がありました(過去の地震情報 (日付の新しい順) 10ページ – 日本気象協会 tenki.jp 参照)。投稿主の「本当に地震が来た」という言葉は、この地震を指しているものと思われます。

ただ、雲が観測されたのは愛知県であり、そのことも指摘されているもののようです。地震が起きた場所は福島県なので、実際のところどこまで因果関係があるのかは分かりません。

2-3.地震雲の今日の参考になる内容で「層のように分かれるもの」とは?

最後に紹介する情報内容はこちら。

例その3:2020年の12月ごろに目撃されたものです。遠くの空の低いところに、雲が地面と平行に浮かんでいるものです。

これについては、断層形地震雲の可能性があります。雲の部分と、青空の部分が層のようにくっきりと分かれているのが特徴ですが、普通の雨雲や雨上がりに見かける雲と見間違えやすいです。

2005年1月18日に北海道釧路沖地震(M6.4)が発生した際に目撃例がありました(断層形地震雲 地震雲の解説 – 地震雲掲示板 (kumobbs.com)参照)。

なお、この雲が目撃された12月1日以降の数日間に、愛知県やそれ以外の都道府県で大きな地震は起きませんでした(過去の地震情報 (日付の新しい順) 13ページ – 日本気象協会 tenki.jp 参照)。

3.おわりに

如何だったでしょうか。

地震雲自体は科学的に疑問点が残るものとされているようです。

しかし、気象そのものとしては、面白い現象ですね。

いろいろと不明な点は残る地震雲ですが、

…ただ、備えあれば憂いなし。こうした雲を見かけたら、注意した方が良いかもしれませんね。

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